最近読んだ本について
こんにちは。税理士法人PLUS-ONEの大川です。
11月も下旬になりますと、いよいよ来年に向けてのカウントダウンが始まったような気がします。自分の中でのカウントダウンの1つが日経トレンディの12月号です。毎年12月号は来年のヒット予測ベスト30というテーマなので楽しみにしているのですが、昨年の12月号も保存しているので、昨年の予測がどれくらい合っていたのかなと検証するのも楽しみにしています。
さて、今回取り上げる本は自分の中で今年1番の当たり書籍です。
『JUST KEEP BUYING』 ニック・マジューリ著 (ダイヤモンド社) 1700円+税
【内容】
第1部 貯金力アップ篇 1~9章
第2章 投資力アップ篇 10~20章
タイトルの『JUST KEEP BUYING』は「とにかく買い続ける」と訳すことができます。これだけ聞いて少し投資の知識がある方には、「ドルコスト平均法」のことを思うかもしれません。行動は確かに同じですが、後者の名称には心理的動機が含まれているとして区別しています。
お金に働いてもらうというのはよく聞く話ですが、元手がないとできません。なので、第1部ではお金を貯めることに主眼を置き、【借金はすべきか】【家は買うべきか】【いつリタイヤできるか】などをデータに基づき詳しく説明しています。
そして第2部では、いよいよ貯めたお金に働いてもらうべく、【なぜ投資すべきか】【何に投資すべきか】【いつ投資すべきか】について説明しています。
この本を読むと、今まで読んできた貯金術のような書籍がいかに自分に合っていなかったかが分かります。合っていないから長続きしないのです。
【読書にあたって】
全392ページ。ビジネス書でも厚い本にはなりますが、巻末にまとめが入っていますので、こちらから読むことを著者は勧めています。11章の「何に投資すべきか」が長めですが、こちらは投資商品ごとに投資すべき/すべきでない理由が解説されているものなので後回しにしても大丈夫です。若い世代の人には、人生のバイブルにもなりうる書籍だと思いますので、年末年始のお休みなどに読んでみてはいかがでしょうか。
来月紹介する本を少しだけ。
11月と12月に読む本はまとめて購入しました。いわゆる心理・思考に関するものですが、こちらをスキルとして捉えているのが面白い考え方だと思いました。お楽しみに。
それでは皆さん、素敵な読書ライフを!