出産
㈱PLUS-ONEサービスの西川です。
今回は出産時のお金について考えていきます。
まず、主な支出についてですが
➀妊婦健診費
自治体で補助金を出していることが多いので無料のケースがほとんどです。
②入院分娩費
全国平均で452,288円。※1
③マタニティ、ベビー用品
ベビー用品は、期間が限られているのでレンタルなども検討すると良いと思います。
このほかに一部例をあげると、病院に通院する際の交通費やお宮参りなどのイベントを行う場合にも費用がかかります。出産が帝王切開になるとさらに負担が増えますが、健康保険が利用でき、さらに医療保険などに加入していると保険の給付が受けられる場合もあります。
また、収入の例をあげると
➀出産一時金
健康保険、国民健康保険に加入している方が出産すると42万円(産科医療補償制度に加入していない医療機関で出産した場合は40.8万円)がもらえます。
②出産手当金
健康保険に加入している会社員が対象で、産休中に給料の約3分の2がもらえます。
③育児休業給付金
雇用保険に1年以上加入している方が育児休業中の最初の半年は日給の67%を日数分、残りの半年は日給の50%を日数分もらえます。
④社会保険料免除
健康保険、厚生年金保険に加入している会社員が対象で、産休・育休中に社会保険料の納付が免除される制度です。
このように出産については、優遇制度が設けられています。それぞれ申請が必要になりますので一度勤務先、健保組合などに問い合わせをされると良いと思います。
※1 出産費用の実態把握に関する調査研究(令和3年度)の結果等について(厚生労働省保険局 令和4年8月19日)