障がいを持つ家族への相続

はじめまして。税理士法人PLUS-ONEの城戸です。
7/16(水)に「障がいを持つ家族への相続」という題名でセミナーを開催させていただきました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
障がいのあるお子様がいる場合に、保護者の方は「今は自分がお世話をしているけれど、もし自分に何かあったら、この子はどう暮らしていくのだろうか?」という不安を感じることがあるかと思います。
このセミナーでは、大切な家族のためにできる準備方法について、次の3つのテーマでお話をしました。
1. お子様へ残すお金と管理について
2. 後見制度について
3. 遺言の必要性について
現在、日本で何かしらの障がいを持っている方は全体の9%いると言われています。生まれつきの方もいれば、不慮の事故等で患うこともあります。
このセミナーは障がいのある方がいる家庭が対象のように聞こえますが、どなたにとっても身近な話であり、知っておくといい話だと感じています。
私自身、セミナーに向けて研修を受けたり本を読んだりして準備しましたが、財産の渡し方にもいろいろな方法があること、後見制度の現状・課題・対策等について知ることができ、大変勉強になりました。
中には障がいのある子が未成年になる前に親権を使って準備しておくと良いこともあり、参加者の方からはもっと早く知っておきたかったという声もありました。
生命保険や信託を利用して財産を残す方法や、いまある財産で相続税がかかるのかを知ることができるシミュレーション、遺言公正証書の作成等、弊社でお手伝いできることもありますので、もし気になることがある場合は、ご連絡いただけますと幸いです。