最近読んだ本について
こんにちは。税理士法人PLUS-ONEの大川です。
最近は暑い日が続いているので、本屋さんへの出入り回数が減っております。
しかし、しばらく行かないと逆に新刊をたくさん目にするような気がして、あれもこれもと目移りしてしまいます。本を読む時間は決めているので、本当に厳選しないといけません。
今回取り上げる本はこちらです。
『The Long Game』 ドリー・クラーク著 (discover21)2000円+税
【内容】
第1章 私たちはなぜこんなにも忙しいのか?
第2章 魅力的なことに対しても「ノー」と言う
第3章 正しい目標を設定する
第4章 新しいことに挑戦する
第5章 波で考える
第6章 戦略的レバレッジ
第7章 正しい人々、正しい部屋
第8章 戦略的忍耐
第9章 失敗を再定義する
第10章 収穫する
この書籍の目的は、「長期的な視野を持って人生の戦略を考える」ということです。人生は長いゲームのようだ、ということです。この書籍ではパートが3つに分かれており、パート1余白(1・2章)パート2集中(3~7章)パート3信念(8~10章)としています。「余白」は忙しい毎日から抜け出し余白を作る方法を紹介、「集中」では正しい目標をどうやって見つけるか、「信念」では障害や挫折を乗り越えて、それでも前に進んでいくことを説明しております。
皆さんは、忙しいということに慣れていませんか。忙しいということはいいことのように思われがちですが、重要なことを考えることを後回しにするための理由に使われがちでもあります。できないことに対しては「ノー」という、当たり前のことができていないことにはハッとさせられます。
「何か大きな欠点をもつことは、偉大さを達成する唯一の方法だ」という言葉には、あれもこれもうまくやりたいと思う私にピッタリのフレーズでした。(これを見たときに、『エッセンシャル思考』を思い出したことも忘れ止めにしておきます)
【読書にあたって】
全294ページ。個人的には読みやすい書籍に思いますが、おそらく課題をもって読書に臨めるか否かにより変化します。この書籍にも書いてあるように、「すごい!最高!絶対やる!」と感じないなら読まないという選択肢もありだと思います。
来月紹介する本を少しだけ。
『型破りな成功をした人』というのが語源です。好きなことだけで生きる人が成功する時代、なんか羨ましくもあり、やる気を感じることもあり、なかなか面白い書籍です。
それでは皆さん、素敵な読書ライフを!