【PLUS-ONEブログ】必要睡眠時間について
税理士法人PLUS-ONEの清水です。
近年「睡眠」に関する話題が増えてきたように感じます。「睡眠負債」という言葉は定期的に新聞でもピックアップされ、最近では「ヤクルト1000」を飲むとよく眠れると話題になり、数日前には「必要睡眠時間」というワードがTwitterのトレンド入りをしていました。
私自身、今年の目標テーマが「睡眠」であるため、今回は以下の本で得た知識の中から個人的に興味深かったものをいくつか紹介させていただきます。
・「スタンフォード式 最高の睡眠」 西野精治 サンマーク出版 全251ページ
【内容】
①「よく寝る」だけでパフォーマンスは上がらない
②なぜ人は「人生の3分の1」も眠るのか
③夜に秘められた「黄金の90分」の法則
④スタンフォード式 最高の睡眠術
⑤超究極!熟眠をもたらすスタンフォード覚醒戦略
⑥「眠気」を制する者が人生を制す
・「睡眠こそ最強の解決策である」 マシュー・ウォーカー SBクリエイティブ 全427ページ
【内容】
①眠りとは何か? ②なぜ眠りが重要なのか?
③なぜ夢を見るのか? ④睡眠とどう向き合うべきか?
1.結局のところ人に必要な睡眠時間は何時間なのか?
→「最低6時間」は必要。
6時間以下の睡眠で本来のパフォーマンスができる人はゼロに等しい。
2.眠りすぎはいけないことなのか?
→9時間を超えると健康に対するリスクが大きくなるとの報告あり。
しかし、リスクが高い人ほど長時間眠る傾向にあるだけで、長時間睡眠がリスクを高めるという証拠は見つかっていないとのこと。
3.睡眠不足は肥満になりやすい?
→睡眠不足の状態では「おなかが減ったな」という信号がよく出るようになり、
「おなかいっぱいだ」という感覚が鈍くなるため、肥満になりやすいとのこと。
単純に起きている時間が長いためよく食べるとの見解もあり。(特に夜食)
4.最適な寝室の温度は?
→布団やパジャマが一般的なものである場合、「18.3℃」が最適な室温。
「12.5℃以下または20℃以上」の場合には悪影響が出るとのこと。
一方で室温については個人差があるため「何℃がいいとは言えない」
といった見解もある。
寝つきが悪い場合、今より室温を下げてみるといいとのこと。
他にも紹介したいことがたくさんありますが、興味のある方は実際に読んでいただければと思います。
目先の睡眠の対症療法について興味がある場合は「スタンフォード式 最高の睡眠」がおススメで、睡眠習慣の改善など原因療法について興味がある場合は「睡眠こそ最強の解決策である」がおススメです。
寝苦しい季節となりました。夏の睡眠不足で日々のパフォーマンスに悪影響が出ないよう、睡眠環境について考えてみてはいかがでしょう。
快適な睡眠ライフを送れますように!