こんにちは。税理士法人PLUS-ONEの大川です。

忙しい時期になると、休日は家で本を読んでいたいと思ってしまいます。

そのための備蓄というわけではありませんが、先日ジュンク堂池袋店さんへ行った時に、書籍を６冊も購入合計金額が１万円を超えました。ジュンク堂池袋店さんでは、１万円以上のお買い上げで４階の喫茶店でコーヒー１杯が無料となるクーポンをいただけます。無料でいただけるのはありがたいのですが、本屋さんでコーヒーを飲みながら読書するというのは落ち着きませんので、隣にあるスターバックスコーヒーの割引券を希望します。

今回取り上げる本はお金を貯める本。『DIE WITH ZERO』がお金の使い方なら、今回の書籍はお金の貯め方というわけで、対になる書籍として良いと思いました。

『Psychorogy of Money』　一生お金に困らない「富」のマインドセット

モーガン・ハウセル著　（ダイヤモンド社）　　　１７００円＋税

【内容】

（今回の書籍は２０章あるので、章のタイトルは割愛します）

Psychorogyとは人間心理という意味です。

どうすればお金が貯まるか、この書籍では「収入－エゴ＝貯蓄」（第１０章）としています。高級車は皆さんお好きでしょうか。高級車を購入する人の中には、「高級車に乗っている私ってスゴイ」的な要素を考えている人も少なくないのではないでしょうか。でも皆さんが高級車を見たときの反応はどうでしょうか。高級車はスゴイと思っていても、それを運転している人まで確認するでしょうか。（第８章）

私が実行したいなと思った部分は、目的のない貯金です。貯金自体が目的ということです。「○○が欲しいから貯金する」も素晴らしいことですが、人生には予測できないことも多く発生します。その時にお金があれば、時間的余裕が生まれます。この仕事を受けるべきか、余裕があれば選択が可能です。逆に、明日の生活に困れば、どんな悪条件の仕事でも受けざるを得ません。お金から得られる最高の配当とは、時間をコントロールできるようになること、自由です。

【読書にあたって】

全３２１ページ。２０章もあるので大変ですが、１章自体が短く、一番短いものは３ページで終わります。また、各章の最初のページが黒なので、本を横にすると、次の章はこれくらいの文量なんだなぁとわかり、読み続けるか止めるかの選択がしやすいです。お金が貯まらないと感じる人は、来月紹介する本と合わせておススメです。

来月紹介する本を少しだけ。

今月紹介した本の著者が絶賛したという書籍です。この書籍もお金を時間という観点から書いています。お金に関する価値ある知恵と実践的なアドバイス満載です。

それでは皆さん、素敵な読書ライフを！