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ブログ更新【最近読んだ本について】

こんにちは。税理士法人PLUS-ONEの大川です。

弊社がある駅の隣、北戸田駅で駅前の再開発事業が本格的に始まりました。完成予定図を見ると、駅前に大きな広場ができるようです。どんな広場になるのか、そしてその周りにどんなお店ができるのか、今からとても楽しみです。個人的には、こんなお店ができてほしいなと期待しています。

・専門書が充実した大型書店(例:ジュンク堂さん)

・大手家電量販店(例:ビックカメラさん)

・ゆっくりくつろげる喫茶店(例:珈琲館さん)

北戸田駅は埼京線の中でも利用客が多い駅ではありません。だからこそ、特色あるお店を誘致して、さらに多くの人が集まる駅になって欲しいと願っています。

 

今月も引き続き、世界的な名著をご紹介します。

『チーズはどこへ消えた?』『迷路の外には何がある?』 スペンサー・ジョンソン著

 

『チーズはどこへ消えた?』は、全世界で2,800万部、日本だけでも400万部以上売れた大ベストセラーです。そのため、内容を知らなくてもタイトルだけは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

物語の主人公は、迷路の中に住む2匹のネズミ(スニフとスカリー)と、2人の小人(ヘムとホー)です。彼らは毎日迷路をさまよい、ある日、大量のチーズが置かれた「チーズ・ステーション」を発見します。この物語における「チーズ」は、仕事や財産、健康、幸せといった人生で追い求めるものを象徴し、「迷路」は会社や社会、家庭といった、チーズを探す場所を表しています。

毎日チーズ・ステーションに通い、チーズがいつまでもそこにあると信じていた彼らですが、ある日突然チーズが消えてしまいます。この予期せぬ変化に対し、登場人物たちがそれぞれ異なる行動をとる、というのがこの物語のあらすじです。

続編である『迷路の外には何がある?』は、『チーズは~』のその後を描いた作品です。主人公は小人のヘム一人となり、新たな思考を取り入れながら、物語の伏線を回収していきます。

 

以前、『チーズは~』を読んでいましたが、続編は未読だったので、この機会に手に取ってみました。『チーズは~』で語られる教訓は、「変化は必ず起きる」「変化への対応」「行動することの重要性」です。これだけでも多くの学びが得られますが、人間は往々にしてヘムのような思考に陥りがちです。だからこそ、続編が必要だったのだと私は考えました。

続編をまだ読んでいない方のために詳しい内容は伏せますが、「考え方を変える」ことと「考え方が変わる」ことの対比が非常に巧みだと感じました。

 

【読書を考えている方へ】

この2冊はそれぞれ約50~60ページと薄い本で、教訓のページが多いこともあり、おそらく1時間もあれば2冊とも読めます。内容は簡潔ながら、物事の核心を鋭く突いているので、読み終わった後に胸が痛くなるかもしれません。新入社員の方や、人生に思い悩んでいる方に読んで欲しい作品です。

 

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