税理士法人PLUS-ONEの清水です。

今回は最近読んだ本を紹介します。

こうして社員は、やる気を取り戻す

三谷文夫（著）

【内容】

第1章　社員がやる気を失う社風とその対処法

第2章　社員がやる気を失う職場とその対処法

第3章　社員がやる気を失う労働条件とその対処法

第4章　社員がやる気を失う上司とその対処法

第5章　その他社員がやる気を失う場面と対処法

【感想】

昨年「こうして社員は、やる気を失っていく　松岡保昌（著）」を読んだことがあり、この本のタイトルを見てそっくりだなと思い購入してみました。

今回の本では社員のモチベーションを「①マイナスからゼロにする」「②ゼロからプラスにする」という２つの視点で解説されていました。

著者の三谷さんは社会保険労務士と産業カウンセラーの資格を持っており、「①マイナスからゼロにする」方法については社会保険労務士目線で、「②ゼロからプラスにする」方法については産業カウンセラー目線で解説されていたところがわかりやすく読みやすかったです。

中小零細企業は労働条件や福利厚生などの衛生要因がマイナスになっていることが多々あるなと感じました。（例：長時間労働や有給取得、テレワーク等の環境整備など）

他にも新規採用が進んでいない企業の「現状維持を是とする社風」や「上司が忙しすぎて教育にかける時間が不足している」などはお客様からもよく相談をいただく悩みだと感じました。

人材不足は多くの企業で重要課題となっていますが、就業規則の改定や評価制度のシステム化など外部の専門家に依頼することで負担軽減になるケースもあると思います。そのようなお悩み事の解消に弊社が少しでも貢献できたら嬉しいなと思いました。

最近涼しくなってきて過ごしやすい日が増えてきました。しっかりと睡眠をとって素敵な読書ライフをお過ごしください。