老後の支出について
㈱PLUS-ONEサービスの西川です。
今回は老後の収支についてです。
物価高騰を中心とした生活環境の変化により老後の生活に不安を抱く人も少なくないと思います。
そこで今回は総務省の家計調査報告から老後世帯(夫婦高齢者無職世帯)の家計を見ていきます。
【支出】
支出(消費支出+非消費支出) 約28万円/月
消費支出 約25万円/月
非消費支出 約3万円/月
消費支出には日常生活で使用する商品やサービスの支出が含まれます。
また、非消費支出には税金、社会保険、ローンの返済などが含まれます。
消費支出の内訳の主なものは
食料 約7万円/月
住居 約2万円/月
光熱・水道 約2万円/月
保健医療 約2万円/月
交通・通信 約3万円/月
教養娯楽 約2万円/月
交際費 約2万円/月
が挙げられます。
【収入】
実収入は約24万円/月。主なものは年金などの社会保障給付が占めており金額は約22万円/月です。
単純計算で収支は4万円マイナスとなりますのでその補填が必要になります。
老後資金の対策として、収入面では確定拠出型年金(iDeCo)、資産運用による収入、労働収入(シニア向けのパート・アルバイト、)などが挙げられます。
支出面では、住居面の見直し、水道光熱費・通信費のプラン見直し、生命保険・損害保険の見直しなどが挙げられます。
やみくもに対策をするのではなくしっかりとご自身の収支計画、ライフプランを作り、その計画に基づいた対策をするのが良いと思います。