ブログ更新【最近読んだ本について】
こんにちは。税理士法人PLUS-ONEの大川です。
先日、東京駅へ行った時のことですが、丸善さんに立ち寄りました。
こちらはいつもお世話になっている池袋のジュンク堂書店さんと系列を同じくしている本屋さんです。同じ系列ですが配置は当然異なり、1階にビジネス書籍が多いのも地域の特色が出ています。そういえば読んでいなかったと思う本を数冊見つけ、予定外の荷物を抱えながら帰宅しました。たまには違う地域の本屋さんに行ってみるのも発見があって面白いですね。
さて、書籍については以下の本をお勧めしたいと思います。
『ドリルを売るには穴を売れ』 佐藤義典著 (青春出版社)
- あなたは何を売っているのか?
- 誰があなたの商品を買ってくれるのか?
- あなたの商品でなければならない理由をつくる
- どのようにして価値を届けるか?
- 強い戦略は美しい
マーケティングの本です。
この書籍を購入したきっかけは、会計事務所の勉強会で、私の尊敬する先生が説明の中でタイトルの言葉を使ったことです。この言葉を聞いた時に、「ああああああああ!」と衝撃を受けました。そのことが頭に残っていたので、このタイトルの本を偶然見つけた時に即決で購入しました。
内容は、各章の理論部分とそれに関連するストーリー(売れないイタリアンレストランの改善を任された女性社員とマーケティングの先生のお話)に分かれています。ストーリー部分だけ読んでも、全くわけが分からないということはありませんが、この本の構成どおりに、理論→ストーリーと読み進めると理解が深まると思います。
理論部分も、セグメンテーションとターゲット、4Pなどマーケティングの入門となる用語をわかりやすく説明しているので、新入社員向けであることはもちろんのこと、商学部卒でありながらマーケティングの分野を避けてきた私のような方でも勉強になる書籍です。
【読書にあたって】
全239ページ。各章だいたい20分もあれば読み終わると思いますので、1章ずつ進めても1週間、まとめて読んでも2時間あれば大丈夫です。あくまでマーケティングの入門ですので、この本でマーケティングに興味を持たれた方はドラッカーなどの入門書を手に取ってください。
新年度、新学期、新たな習慣を身につけるにはいい季節です。