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最近読んだ本について

こんにちは。税理士法人PLUS-ONEの大川です。

先日、ドラッグストアで買い物をした時のことです。レジに立っていた大学生らしき店員さんが、何かを両手に持って読んでいました。某本屋さんのブックカバーがかかったものは、どうみても文庫本にしか見えません。「店長さんの了解を得ているかな」とか、「そんなところで本を読んでいて、内容が頭に入るのかな」とか、あれこれ考えてしまいました。

私だったらまずしないであろう行動でも、実際にされる方はいらっしゃいます。

これを「多様性」と片づけて良いものなのかどうか、最近悩むことが増えたように思います。

 

今月も引き続き、世界の名著の中の一冊ご紹介します。

『自助論』 サミュエル・スマイルズ著 竹内均訳 三笠書房

“Heaven helps those who help themselves” (天は自ら助くる者を助く)という言葉は有名です。スマイルズはイギリスの作家で、『自助論』は1850年代後半に著されました。日本でも1871年に出版されたそうです。先月紹介した『学問のすすめ』と『自助論』には、自己努力の重要性をテーマにしているという共通項があります。

1章 自助の精神      人生は自分の手でしか開けない!

2章 忍耐         雨霜に打たれてこそ若芽は強く伸びる!

3章 好機、再び来らず   人生の転機を見抜く才覚、生かす才覚

4章 仕事         向上意欲の前にカベはない!

5章 意志と活力      自分の使命に燃えて生きる!

6章 時間の知恵      「実務能力」のない者に成功者なし

7章 金の知恵       楽をするには汗をかけ!

8章 自己修養       最高の知的素養は一日の仕事から生まれる

9章 すばらしい出会い   人生の師・人生の友・人生の書

10章 人間の器量      人格は一生通用する唯一の宝だ!

 

この本の要約は、冒頭にある言葉がすべてだと思います。

「外部からの援助は人間を弱くする。自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし元気づける。人のために良かれと思って援助の手を差し伸べても、相手はかえって自立の気持ちを失い、その必要性をも忘れるだろう。」

私が良いなと思った箇所は、第6章の「ビジネスを成功させる六つの原則」です。

「どんなビジネスにも、それを効率よく運営するのに欠かせない原則が六つある。それは、注意力、勤勉、正確さ、手際のよさ、時間厳守、そして迅速さである。この六つの原則は、一見つまらないことのようにも思えるが実際は、人間が世の役に立ち幸福や繁栄を得るにはきわめて大切な意味を持っている。この六点は、確かにささいなことがらだが、人間の生活は元来、比較的ささいなことがらから成り立っているものなのだ。ちょっとした行動のくりかえしによって人間の全人格は形成され、国家の性格も決定される。堕落した人間や衰退した国家には、必ずといってよいほど、ささいなことがらを無視してきた形跡が認められる」

凡事徹底を改めて考えました。

【読書にあたって】

全291ページ。どの章からでも読むことができますので、目次をみて自分が面白そうだと思った章から読まれてはいかがでしょうか。私のお勧めは1章、2章、6章、9章です。

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