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最近読んだ本について

こんにちは。税理士法人PLUS-ONEの大川です。

今月からまた最近読んだ本の紹介に戻ります。よろしくお願いいたします。

10月末に、日本経済新聞社が主催している「日経テスト」を受検しました。日経テストは、四択形式で100問、制限時間が80分の試験です。普段から日本経済新聞を読んではいたものの、いざテストで出題されると、自分がいかに記事内容を理解できていないかを痛感しました。その中でも、新しい技術に関する分野が苦手だと思っていたのですが、そんな時に書店でこの本を見つけましたので購入に至りました。

なお、テストについては、このブログがアップされるであろう11月18日(月)に結果発表となります。結果は大川個人のFacebookで公開予定です。

 

今月紹介する本は、

『世界を変える100の技術』 日経BP 編

①2030年のテクノロジー期待度ランキング②AI(人工知能)③IT・通信④医療・健康・食農⑤エネルギー⑥エレクトロニクス・機械・素材⑦モビリティ(移動)⑧ライフスタイル/ワークスタイルという8章に分けて、技術成熟度(高・中・低)と2030年期待度(100点満点)で100の技術が紹介されています。

 

日本経済新聞を読んでいるとき、新技術についてはわからない用語が多く、それを理解せずに記事を読み進めているため、知った気になっていることがあります。用語の説明がされている場合もありますが、その説明すら理解できないこともあります。

この本を読んでみると、確かにわからない単語は出てくるのですが、ニュースに紛れている新技術の簡素な説明と違い、新技術そのものを事例に挙げて解説してあるので、理解できるものが多いです。

 

特に興味があったのは、「データセンターの液体冷却」「V2H(ビークル・ツー・ホーム)」「電気味覚」「PDCE避雷針」についてでした。

話題の生成AI(人工知能)の処理を扱うデータセンターのサーバーは、一般的なデータサーバーに比較して電力消費や発熱量が多く、大きな負荷がかかります。こういったデータセンターは企業が集中する都市部に多く存在するので、冷却機能や場所の問題に対処が必要です。それを解決するのが、電子機器では御法度といえる液体です(って!)。

V2Hは、EVやHEVから家庭用電力を取り出し非常電源にする仕組みで、2024年元日に起きた能登半島地震でも活躍しました。充電が少なくなった際には車として移動し、充電して戻ってくることができる。走る蓄電池といわれるV2Hは、単に車の機能だけでなく非常電源として、自然災害の多い日本でこれから注目されそうです。

 

こういった新技術を知ると、これからの未来が明るく楽しみに感じます。そして、新技術に携わる日本企業を知ると、日本の技術もまだまだ捨てたものではないぞと、誇りに感じます。

 

【読書にあたって】

全311ページ。最初から通して読むという方法もありますが、自分に関係のあるものや、関心のあるものから読むことをお勧めします。

「次世代抱き枕」「立ち寝ボックス」を早く使ってみたいです。

それでは良い読書ライフを!

 

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