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「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?

税理士法人PLUS-ONEの清水です。

今回は最近読んだ本を紹介します。

 

「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 今井むつみ(著)

 

【内容】

第1章 「話せばわかる」はもしかしたら「幻想」かもしれない

第2章 「話してもわからない」「言っても伝わらない」とき、いったい何が起きているのか?

第3章 「言えば→伝わる」「言われれば→理解できる」を実現するには?

第4章 「伝わらない」「わかり合えない」を越えるコミュニケーションのとり方

終章  コミュニケーションを通してビジネスの熟達者なるために

 

【感想】

この本では私たちが抱えるコミュニケーションの困り事について、認知科学と心理学の視点から、その本質と解決策について解説されていました。

「言い方を変える」、「何度も繰り返し伝える」といった話し方の技術ではなく、

「心の読み方」に着目して書かれていたのがとても腑に落ちました。

人はそれぞれ異なる価値観を持っていて、「当たり前」に違いがあるのは当然のことです。

また、思い込みや認知バイアスが邪魔をしてしまうケースも多々あるようです。

 

私はコミュニケーションにズレがあった際には「伝えた側」に問題があると考えています。

私自身、どちらかというと伝えることの方が多いのでこのように考えています。

相手の立場に立って伝えることのほか、感情にも気を配ることが大切だと思いました。

感謝の言葉などポジティブな言葉を伝えることでコミュニケーションの質を上げていきたいと思いました。

 

天気が不安定な日が続きますが、しっかりと睡眠をとって素敵な読書ライフをお過ごしください。

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