100キロウォーク
こんにちは。税理士法人PLUS-ONEの大川です。
今月は本の紹介ではなく、先日参加した100キロウォークの様子をお話したいと思います。
5月11日から12日にかけて、群馬県で行われている「ぐんま100キロウォーク」に参加しました。当日は快晴で最高気温が27℃と初夏を思わせるような陽気。昼は暑く熱中症予防、夜は寒暖差による体の冷えが大変でした。
ぐんま100キロウォークは今回初参加でしたが、100キロウォーク自体は5回目。過去4回とも完歩できているので、今回も完歩はできるだろうと思って臨みました。
100キロといってもなかなか想像できない方のために書きますと、東京駅から栃木県の宇都宮までが大体100キロです。その距離を1日かけて歩きます。また、100キロウォークは記録を競うものではありませんので、早くゴールした人が優勝ということもありません。
コースは群馬県庁(前橋市役所)をスタートし、高崎市⇒伊勢崎市⇒太田市⇒桐生市と周り、ゴールはまた群馬県庁に戻ってくる100キロです。マラソンや駅伝に詳しい方でしたらピンときたかもしれませんが、元日に行われているニューイヤー駅伝のコースとほぼ同じものを歩きます。さすがに車道は歩けませんので、歩行者が通れないコースは歩道橋や高架下を通り、なるべく駅伝コースに近づけます。
結果は24時間21分で完歩。道中は苦難の連続でしたが、ボランティアの皆様の入念な準備により支障なくゴールできました。また、市街地を通るコースだったため、声援を送ってくださる方が多く、非常に励みになりました。ありがとうございました。
以下思ったことを書きます。
【昨年の反省から】
昨年はつくば100キロウォークに参加したのですが、足にマメができて大ブレーキ。そのためまずはマメ対策を入念に。また、ぐんまは9時スタート(つくばは13時)ということで、日焼けによる疲労防止対策を考えました。この対策はピタリ当たりました。
【コースの感想】
一級河川の上にかかる橋が多く、アップダウンがきつかったです。登りは当然きついのですが、下りもストップをかけながら歩くので負担になります。
また、ラスト1キロという足が限界に達している中で歩道橋を登るのは勘弁してと。
市街地を通るためコンビニが他のコースより多いのはメリット。一方で、ファストフード店も多く、疲労でこってりしたものが食べたいと思う私にとっては地獄でした。
信号待ちが多いのも苦戦しました。足にマメができると、歩き始めるときに激痛があります。歩き続ければ感じなくなるのですが、感じなくなったところでまた信号待ちかと。
【ウォーク中に考えていること】
- やればできる
準備はもちろん必要ですが、基本は歩くだけなのでやればできます。逆に「自分には無理」と思っていると絶対できません。出来ない理由を探してリタイヤしてしまいます。出来ない理由を探すより、置かれた状況でどうゴールするかを考えていました。
- 歩かないと終わらない
休憩をゆっくりとりたいのですが、ゆっくりしていると終わりません。苦痛や苦悩の時間が増えるだけなので、それだったら早く終わらせた方が良いと。休憩ポイント以外では休憩をとらないこと、休憩は食事含め15分以内と決めていました。
【よく質問されること】
Q.寝ないのですか。
A.寝ません。仮眠をとっていらっしゃる方もいますが、休憩が長いとふとももが固くなるので、歩けなくなってしまいます。
Q.休憩はどういったところで取るのですか。
A.エイドと呼ばれる休憩所をコース上に設けて、そこで休みます。コンビニ駐車場の一部をお借りしたり、公園や公民館などの施設をお借りしたりします。
Q.飲食はどうするのですか。
A.大会によってそれぞれですが、通常はエイドにおにぎりやバナナ、お菓子、ドリンクが用意されています。普段の食事を考えると十分な量ではありませんが、足りない場合はコンビニで購入します。各大会によって違った料理が出てくるのも楽しみの一つです。
今回は70キロ地点のエイドで食べた豚汁と90キロ地点のエイドで食べたミネストローネスープが美味しく印象的でした。