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最近読んだ本について

こんにちは。税理士法人PLUS-ONEの大川です。

先日、弊社でお世話になっている小宮コンサルタンツの平野薫さんが【なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか?】という著書を出版されました。私もアマゾンで購入して読ませていただきましたが、経営コンサルタントとしての平野さんらしい視点が満載で面白かったです。自分の本が書店に並んでいて、売上順位を気にされている様子がFacebookに投稿される度に、経営コンサルタントらしくないなと思う部分と人間味のある部分を感じました。自分もその立場になったら都内の書店を巡回していることでしょう。

 

今回取り上げる本は人間心理に関するものです。

『ネガティブ思考こそ最高のスキル』 オリバー・バークマン著 (河出書房新社) 1780円+税

【内容】

第1章 本当の幸せを求めて

第2章 恐れるほど悪くはならない

第3章 静けさの前の嵐

第4章 目標は危ない

第5章 私の思考は私自身?

第6章 この世は安心劇場

第7章 成功体験はあてにならない

第8章 「死の運命」との付き合い方

第9章 ネガティブの正体

 

ポジティブに生きたいですか。それともネガティブに生きたいですか。

そう質問されたら全員がポジティブに生きたいと答えると思います。だから何かに取り組むときもポジティブに物事を考え始めます。それで成功すれば良いのですが、大体のことは失敗に終わり、振り幅がかえって大きくなる。

私たちは、不安や心配、失敗、悲しみ、不幸などのネガティブな感情を排除しようとし、懸命に幸福を追求しようとするが、その努力はしばしば空回りし、自らを惨めにする結果に終わるという考察が記されています。確かに、この世の中にはいくつもの自己啓発本があり、ベストセラーになっているものもありますが、それを読んで幸福を勝ち取った人は少ないと思います。この本では、ネガティブな感情を排除しません。

タイトルが衝撃的ではありますが、ネガティブ思考をスキルと考えていることも斬新です。ネガティブ思考はその人に備わっているものではないこと、スキルであるから習得することができるということ。読み終わると気持ちが楽になります。

 

 

【読書にあたって】

全276ページ。文字が他の書籍よりも小さく、ページ数以上に読みごたえはあります。事例がとっつきにくいことと、そもそもポジティブがなぜ悪いんだ!という頭があると、結構読むのに苦労するかと思います。その場合は、この本は今読むものじゃないなということで、しばらく眠らせてください。

 

来月紹介する本を紹介する…コーナーは今月だけ中止して、年末年始のお休みに読んでもらいたい本を紹介します。

【やる気が上がる8つのスイッチ】

【やり抜く人の9つの習慣】

いずれも120ページくらいです。1日15分くらいで2冊読み終わります。

読書の習慣をつけたい方、新しい取り組みに挑戦したい方におススメです。

書籍はどちらから読んでも大丈夫が、やる気→やり抜くが無難です。

それでは皆さん、健やかな年末年始をお過ごしください。

 

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