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少額送金サービス

㈱PLUS-ONEサービスの西川です。

今回は少額送金サービスについてです。

 

少額送金サービスは、2022年10月からメガバンク主導で始まった「ことら送金」をきっかけに身近になってきました。

「ことら送金」はサービス対応しているスマートフォンアプリ同士であれば口座番号を知らなくても、携帯番号、メールアドレスで少額のお金(10万円以下)を手数料不要で送金できるサービスです。

また、「PayPay」などの二次元コード決済アプリにも同様のサービスが付帯しており同じアプリ間であれば少額のアプリ残高を送金できるようになっています。

主な利用シーンは、食事会のときの割り勘、プレゼントの共同購入の清算、身内への仕送りなどです。

私も家計の中で立替えが発生したときは、よく利用していますが送金先を間違えないように何度も見直しをしています。

また、「ことら送金」に限れば、個人が複数の口座を持っている場合に各口座間の振替に利用すると非常に便利ですし手数料がかかりません。

例えば、給与が振り込まれる口座と引き落としがかかる口座が別の場合などに「ことら送金」を使えば手数料なしで資金移動が可能になります。

「ことら送金」は今後、ネット銀行や信用金庫など利用できる金融機関が増える予定です。

「ことら送金」と「PayPay」などの二次元コード決済アプリの違いは、

・「ことら送金」は「現金」のやりとり

・「二次元コードアプリ」は「アプリ残高」のやりとり

というところです。

このように便利な少額送金サービスですがデメリットも存在します。

「ことら送金」のデメリットは次の2点です。

・送金後のキャンセルができない

・決済上限額が10万円まで

「二次元コード決済アプリ」のデメリットは次の2点です。

・相手が受け取った後は、送金をキャンセルできない

・やりとりしている対象が「現金」ではない

 

このようにデメリットもある少額送金サービスですが、私たちの生活の中でうまく活用できれば便利ですし今後の発展の仕方次第では重要なビジネスツールになり得るかもしれません。

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