【PLUS-ONEブログ】最近読んだ本について
こんにちは。税理士法人PLUS-ONEの大川です。
今夏はコロナの影響を考慮しつつも、「3年ぶり」というワードが多く聞かれたように思います。
私も先日の夏季休業期間を利用して、3年ぶりに甲子園で高校野球を見ることができました。
ひたむきな高校球児の姿に、勝敗関係なく拍手を送る機会が多かったです。
さて、今回は新幹線での移動中に読んでいた本です。
「リーダーの報・連・相」 相田吉雄 (明日香出版社) 1600円+税
【きっかけ】
本屋さんでたまたま見つけました。
ビジネスにおいて、「報連相は大事」ということは常々言われていることですが、なぜ大事かというところまでは落とし込めておりませんでした。
また「報連相」は一般的に部下から上司へのものを想定しがちですが、この本のタイトルは「リーダーの…」となっている点で興味を引きました。
【内容】
①報連相がチームを回す
②正しい指示の出し方・伝え方
③上司からの指示の受け方・報連相の仕方
④部下に正しい報連相をしてもらう
⑤部下にフィードバックをする
⑥報連相のしやすい職場作り
部下に…という言葉がありますが、正しい報連相をしてもらうためには上司側から促す必要があります。
本の最初では、報告、連絡、相談それぞれについて定義されています。
例えば、報告とは指示を与えられた人が、指示を与えた人に仕事の途中経過や結果を告げること。そして、報告は指示を受けたものの義務であること。
つまり依頼された限り、どんなに小さな仕事であっても終了したら報告をして初めて義務を果たすことになります。
これを自分に落とし込んだ時に、果たして正しい報告が出来ていたか、大いに疑問です。
また、従業員から報告を待っていても来ない時にモヤモヤした印象ありましたが、義務が果たされていないと考えると、指導の方法も変わってくると思います。
さらに、報連相にも「聴く(×聞く)」が大事であることが強調されており、【聴】という文字が、(目)と(耳)と(心)で(十)分に聴くと分解されており、単純に耳からだけの情報に頼らないこともなるほどと感じました。
【読書にあたって】
リーダーの…とありますが、すべての方に共通するテーマです。
全280ページ。第1章と第2章で大事なことは網羅できます。特にキャッチボールのたとえは秀逸です。面白そうでしたら続きを読んでみてください。
それでは皆さん、素敵な読書ライフを!