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最近読んだ本について

こんにちは。税理士法人PLUS-ONEの大川です。

今年最初の投稿になります。今年の目標は、【関連した書籍も読む】です。

昨年までの読み方ですと、1冊だけ読んで満足していました。それでも十分ではありますが、関連する書籍を読むことによって、①一元的な見方を排除する⓶知識を上塗りするなど、1+1が2以上の学びを生んでくれたら良いなと考えます。

 

今回取り上げる本はこちらです。

『限りある時間の使い方』 オリバー・バーグマン著 (かんき出版) 1700円+税

 

【きっかけ】

本屋さんで見つけました。今注目の本ということで手に取ったところ、「長い目で見れば、僕たちはみんな死んでいる」というフレーズが冒頭にありました。このフレーズは、イギリスの経済学者であるケインズ氏のものですが、私はこの言葉が好きだったので、読んでみようと思いました。

 

【内容】

PART1 現実を直視する

第1章 なぜ、いつも時間に追われるのか

第2章 効率化ツールが逆効果になる理由

第3章 「時間がある」という前提を疑う

第4章 可能性を狭めると、自由になれる

第5章 注意力を自分の手に取り戻す

第6章 本当の敵は自分の内側にいる

 

PART2

第7章 時間と戦っても勝ち目はない

第8章 人生には「今」しか存在しない

第9章 失われた余暇を取り戻す

第10章 忙しさへの依存を手放す

第11章 留まることで見えてくるもの

第12章 時間をシェアすると豊かになれる

第13章 ちっぽけな自分を受け入れる

第14章 暗闇のなかで一歩を踏みだす

 

私が好きな箇所は、第1章にある『僕たちは時間をあるがままに体験することをやめて、「今」という時間を未来のゴールにたどり着くための手段に変えてしまった』というところです。今を頑張るのは未来のため、厳しい競争社会を生き抜くためには、一刻も無駄にはできない。何をやっているときも将来のためになるかどうかで判断する。いつでも効率化を考えようとする。さて、心が休まる暇はありますか。時間を支配しようとする者は、結局時間に支配されてしまいます。

そうではなく、人生の時間には限りがあること、さらに限られた範囲でしか自分はコントロールできないことを述べるとともに、有限性を受け入れるためのツールを紹介しています。

 

【読書にあたって】

全291ページ。1章あたり約20ページですが、テーマが少し重いため、読書慣れしていない方にはとっつきにくいかもしれません。またこの本は、前章が理解できていないと読み進めていても詰まる部分がありますので、難易度は少し高めかと思います。もしこの本を手に取ってみて、難しいと感じるようでしたら、次回ご紹介する本を参考にいただけばと思います。書籍のタイトルは… お楽しみに。

それでは皆さん、素敵な読書ライフを!

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