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【PLUS-ONEブログ】最近読んだ本について

 こんにちは。税理士法人PLUS-ONEの大川です。
今日で10月も終わりです。今年もあと2か月となります。
なぜかこの時期が一番物悲しく感じるのは私だけでしょうか。
季節の変わり目でこれからだんだんと冬になっていくからか、年末はもの悲しさを感じる暇もなく過ごしているからか。区切りではありますが、「まだ二カ月ある」と捉えて、これからできることを前向きに進めたいと思います。

今回取り上げる本はこちらです。
「生き方」 稲盛和夫 (サンマーク出版) 1700円+税

【きっかけ】
 今年8月に稲盛和夫さんがお亡くなりになりました。京セラの創業者としてだけでなくJAL再建、経営者育成に尽力され、日本を代表する経営者でいらっしゃった稲盛さん。改めてその「生き方」を考えてみたく、自宅書棚の本を読み直させていただきました。

【内容】
第1章 思いを実現させる
第2章 原理原則から考える
第3章 心を磨き、高める
第4章 利他の心で生きる
第5章 宇宙の流れと調和する

この本に限りませんが、稲盛さんの本には「因果応報の法則」について書かれているものが多いと思います。
見えざる二つの手、「運命」と「因果応報」。運命は宿命にあらず、因果応報の法則によって変えることができる。
このお話はスッと心に入ってきます。

また、次の方程式は非常にわかりやすく、知らない方はぜひとも考えてもらいたいです。
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

この本で私が好きな箇所は、「神のささやく啓示」というものです。
一日一日をど真剣に生きる、一日一日、一瞬一瞬を「ど」がつくほど真剣な態度で生きていくことが大事。いつも燃えるような意欲や情熱をもって、すべてのことに「ど真剣」に向かい合って生きていくこと。このど真剣な熱意がなければ、いかに能力に恵まれ、正しい考え方をしようとも、人生実り多きものにすることはできません。
そして、必死に努力を重ねて苦しもだえている人に神さえも同情し、そんなに一生懸命やっているなら助けてあげたいと、答えを与えてくれるように感じる。
単純なことですが、自分に置き換えて、「ど」がつくほど熱意をもって物事に接しているか。読み直してみて改めて稲盛さんから教わったように思います。
ご冥福をお祈りいたします。

【読書にあたって】
 経営者にとってはバイブルのように思います。
全246ページ。仏教めいたお話や宇宙に関するお話などは毛嫌いされる方もいらっしゃるかと思いますが、そこはこらえて読んでもらえればと。

 それでは皆さん、素敵な読書ライフを!

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